心の色眼鏡を外す。「本当のこと」を理解することとは?

YOGA

 ヨガとは「本当のこと」を理解し、受け入れることです。

 この言葉を聞いた時、「本当のこと?」「??」とその意味がよく理解できずにいたのですが、私なりの言葉でこのことを「言葉足らずになりそうだけど何とか説明できそうだ!」とふと思ったのでブログにしてみようと思います。

 これはマットの上でポーズすることとは違った、ヨガの考え方の1つです。

過去に学んだ知識や情報から、物事を理解する癖がある。

想像してみてください。
目の前に足に血を流したうさぎがいて、その隣にライオンがいるとします。

それを見たあなたはどう思うでしょうか?

私は直感的に、

   「うさぎはライオンに襲われたのかな…かわいそう。」

と思うかもしれません。

 多分ほとんどの人がそう考えてしまいそうですよね。
 ではこうは考えられませんか?

 「うさぎが転んで怪我をして、ライオンは心配して隣にいる。」
 
 こう考えることができれば平和ですよね
 (そんなことあるか!って突っ込まれそうですが)

 

 ( イメージ )
 ライオン = 凶暴、肉食、怖い、強い、食物連鎖の中で上の立場
 うさぎ  = か弱い、可愛い、食物連鎖の中で下の立場

 私たちは、その元々持っている情報やイメージを通して、見たものや耳で聞いたものを判断したり考えたりすることが多いかと思います。

 でもその本来のこと。「本当のこと」は知りません。
耳から聞こえたもの、目で見えたものなどの直接的な表面上のもので判断をして、深い部分や裏側がわかっていないのに「あれはこうだ。それはこうだ。」と、時には決め付けたりもします。

自分自身が苦しむこともある。

 そういった心の色眼鏡は、時に私たちを苦しめます。

 
 友達や職場の人に嫌な言い方をされて嫌な思いをする。
 子どもがわがまますぎて腹が立つ。
 

 悲しくなったり、怒りが生まれたり、涙が出たり…。

 それは自分自身にとっては事実ですが、フィルターの向こう側の事実を知ろうとする前の段階です。

 
 友達はなぜあんな言い方をしたんだろう。→何か家庭であったのかもしれない。
 何でわがままを言い続けるんだろう。→子どもなりの考えがあって、わかってほしいけど言葉がみつかならいのかも。


 一度立ち止まってみて、「本当のこと」を知る努力をしてみると、意外な事実を知ることができたりもします。

心のフィルターを外し、穏やかに生きる。


 物事には表と裏があり、1つでは成り立たないもの。
 とクラスでもよくお話ししているのですが、このことも今回のテーマの答えの1つ。

 表面上のもので私たちは理解し、決め付けたりして自分を傷つけてしまったりあるいは他人を傷つけてしまう場合もあります

 表面があるならば裏面もあり、それは覗こうとしなければ私たちは理解することができません。
 

 でも、「本当のこと」がわからない。知らぬまま終わってしまう。知ることができない場合もある。

 そういう場合でも、心の色眼鏡を外し、理解しようとすることで自分自身や他人、物事に優しくなれる気がします。愚痴や悪口も減り、平和に、余裕を持って生きることができます。
 
 これはヨガの八支則「アヒムサ」の非暴力の実践、練習でもあります。

アヒムサ(Ahimsa)/ 非暴力、不殺生
いかなる生きとし生けるものも殺してはいけない。
行動、言葉、思考のレベルで他者や自分自身に暴力を振るってはいけない。

 ヨガのクラスでもそう同じようなことが言えます。痛くて、これ以上伸びないのにグイグイ頑張って伸ばしてアーサナを完璧にしようとすると暴力的です。呼吸も心地よくないはず。
 内側の自分の心と向き合い、「それは心地がいいですか?」と心に問う余裕があれば、無理なくアーサナに向き合うことができ、穏やかに呼吸することができます。


 自分自身を傷つけたり、ふとした思考や言葉で他人を傷つけたり、日々の生活で起こりうるものですが、ぜひ今回のテーマを思い出してほしいなと思います。


 心の色眼鏡を外し、「本当のこと」を知る。もしくは知る努力をしてみる。

 この実戦で、日々の暮らしがより穏やかになり、あなたのためになれたら嬉しく思います。

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